CHOICE OF
TIRES
タイヤの選び方
まず、どんな走りがお好みですか?
外観だけをみると、
どのタイヤも同じように見えますが、
タイヤにはそれぞれ特徴があります。
グリップやハンドリングなどのスポーツ的要素を重視したタイヤです。
オフロードや雪道など、足場の悪い道路に適したタイヤです。
走行時の雑音や振動を吸収し、同乗者の乗り心地を考えたタイヤです。
安全性、乗り心地、値段など、基本的な性能を重視したバランスの良いタイヤです。
どれを選べばいいか迷ったら、
乗り心地の好みや、
重要視する点などをご相談ください!
お客様にぴったりなタイヤをご提案いたします。
タイヤの読み方
タイヤにはそれそれサイズやそのタイヤの種類やスペックが刻印されてます。
購入の前に先ず確認しましょう。
①サイズ表記について
タイヤサイズはタイヤの側面(サイドウォール)に表示されています。
- a
- タイヤの幅の呼称(mm)
- b
- 扁平率(%)
- c
- ラジアル構造
- d
- リム径の呼称(インチ)
- e
- ロードインデックス(LI):単輪
- f
- ロードインデックス(LI):複輪
- g
- 速度記号
- h
- タイヤの外径(インチ)
- i
- タイヤ幅の呼称(インチ)
- j
- タイヤのカーカス強度
②扁平率について
扁平率とは、タイヤの断面幅(S)に対する
断面高さ(H)の比率を表す数値です。
扁平率(%)=H/S×100
※タイヤの外径を変えず、扁平率を下げることを「インチアップ」と言います。
セルフスタンドで出来る
空気圧チェック
空気圧が低くなった状態で走行すると、乗り心地が悪くなったり、ハンドルが取られてしまったり、車両の走行安定性が低下するだけではなく、タイヤの接地面積が大きくなって転がり抵抗も大きくなり燃費も悪化します。
適切なタイヤの接地面積ははがき一枚分と言われます。
タイヤに問題がなくても、タイヤ内の空気は自然に抜けていくので、少なくとも1カ月に1回を目安に空気圧の点検を行なうようにしましょう。
携帯型空気入れでの充填方法
- STEP1
- タイヤのキャップを外します。
- STEP2
- 指定空気圧を運転席右で確認(ドアを開けたところのボディに、シールが貼ってあります。)
- STEP3
- ホース先端を空気注入口に押しつけます。
- STEP4
- 成功した場合、シュッという音と、機械のメーターの矢印が現在のタイヤ空気圧力の数値にふれます。
- STEP5
- たとえば指定圧力2.2kで現在が1.9kの場合は+ボタンを押してください。
- STEP6
- 多く入れすぎた場合、減らす場合は-ボタンを押します。
- STEP7
- 指定圧力になったら先端部を離し、キャップをつけます。
- STEP8
- これで作業完了です!最後に使った器具は元の場所へ戻しましょう。
もっと手軽に測るなら
手軽に測れる空気圧計も販売されています。
カー用品店やホームセンターで購入可能です。
数値はプロ用品には敵いませんが、日々の点検には十分です。
こういったものも活用し、こまめなチェックを行うことでタイヤを長持ちさせることができます。
溝の深さを確認する
空気圧が低くなった状態で走行すると、乗り心地が悪くなったり、ハンドルが取られてしまったり、車両の走行安定性が低下するだけではなく、タイヤの接地面積が大きくなって転がり抵抗も大きくなり燃費も悪化します。
適切なタイヤの接地面積ははがき一枚分タイヤの溝がなくなってしまうと濡れた路面でブレーキが効きにくなります。
代表的な例が、タイヤと路面の間に雨水が入り込み、タイヤが浮き上がる「ハイドロプレーニング現象」です。
ハイドロプレーニング現象が起こるとブレーキもハンドルも効かなくなり、アクセルを緩め速度が落ちるのを待つしかできなくなってしまうため、タイヤがすり減る前に交換をおすすめいたします。と言われます。
タイヤに問題がなくても、タイヤ内の空気は自然に抜けていくので、少なくとも1カ月に1回を目安に空気圧の点検を行なうようにしましょう。
スリップサインを確認しましょう
タイヤのサイド部には、スリップサインの位置を示す矢印が、周上6箇所に表示されています。
矢印からタイヤの接地面向かって目を向けると、太い溝の間に一段高くなっている部分がある事に気づきます。これがスリップサインです。
タイヤがすり減り、溝の残りが1.6mmになった時にスリップサインが露出します。スリップサインが露出したタイヤで走行することは、法令(道路運送車両の保安基準)で禁止されています。もちろん車検も通りません。
安全の為にもこまめに確認し、交換の目安にしましょう。
スタッドレスタイヤはプラットフォームの確認を!
タイヤのサイド部には、スリップサインの位置を示す矢印が、周上6箇所に表示されていスタッドレスタイヤは、トレッド面のブロックに細い溝(サイプ)があり、このエッジがアイスバーンを引っ掻きます。
この溝が摩耗してしまうと、雪道でスリップしてしまったり、ブレーキが効かなくなったりとスタッドレスタイヤ本来の性能を発揮することができなくなります。
スタッドレスタイヤの摩耗具合を確認するポイントはタイヤの溝の中にある「プラットフォーム」です。プラットフォームは、新品時には溝に隠れていますが、磨耗するにつれ目立つようになってきます。
雪道での走行前には必ずプラットフォームの深さを確認するようにしましょう。
タイヤの長期使用に
注意しましょう
5年経過したタイヤはプロによるタイヤ点検を!
長期使用していると素材のゴムが劣化したり、ヒビやワレが生じやすくなります。
思わぬ破裂やパンクを防ぐためにもプロの診断を受けましょう。
10年経過したタイヤは新しいものに交換を!
スリップサインがまだ露出していなくても、長期間使用していると見えない部分でも劣化が進んでいます。
環境条件や使用方法によっても寿命は左右しますが、やはり新品に交換することをおすすめします。
そろそろ交換時期かな?と感じたら、 ぜひグループ・エスにご相談ください!
ホイールの基礎知識
ホイールは、地面に接しているタイヤと動力を伝達する役割を持ち、車を動かすにあたって、なくてはならないパーツです。
インチアップなどでホイールを変えるときには、機能性のUPと同時に、ファッション性でのメリットも生まれます。
メーカーごとにさまざまな形があるので、お車に似合った“お気に入り”を探してみるのも良いですね。
ホイールサイズの表示の見方
リム経 | リム径はホイールの直径を指していて、単位はインチで表示されます。外観的にはフランジを含まない寸法です。同じリム径のタイヤしか組み付けることができません。 |
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リム幅 | リム幅をインチで表示しています。ホイールのリム幅と、それに組み合わせるタイヤは、タイヤメーカーが指定する適用幅の範囲内に納める必要があります。 |
フランジ形状 | ホイールリムのフランジ部分の形状を表しています。JJ、J、B、Kなどがあります。 |
ボルト穴数 | ホイールを車両に取り付けるボルトの入る穴の数を示します。乗用車では 3~6HOLESが一般的です。 |
P.C.D | ホイールを車両に取り付けるボルトの中心線を結んで描かれる円の直径をmmで表しています。ボルト穴数との組み合わせでさまざまな種類が存在します。 |
インセット ゼロセット アウトセット | リム幅の中心線とホイール取り付け面との距離を表しています。ホイールの取り付け面が中心線よりも外側であれば「インセット」。中心線よりも内側であれば「アウトセット」。中心線上であれば「ゼロセット」。単位は「mm」となります。 ※2008年7月11日より、「オフセット」から名称が変更されました。 |
インチアップとは
インチアップとは、タイヤ外径を変更せずに、ホイール経を大きくし、タイヤの扁平率を下げることです。
インチアップのメリットはホイールを大きくみせることで足元が引き締まりファッション性が上がります。
また、グリップ力が上がりコーナリングに強くなります。デメリットとしてはロードノイズが大きくなり、乗り心地が低下します。
扁平率の計算の仕方
高さ(mm タイヤ外径からリム経(内径)を引いて2で割った数字)÷ タイヤ幅(mm)×100=扁平率
取付ボルト・取付ナット
ホイールの取付形態には、主に次の2つが存在します。
●「ボルト」を使用して取付けるタイプ
車両側にネジをきった穴が開いており、ホイールをボルトで固定します。欧州車に多い取付形態です。
●「ナット」を使用して取付けるタイプ
車両側からスタッドボルトが出ており、ホイールをナットで固定します。国産車や米国車に多く見られます。
ホイールボルト・ホイールナットは、装着車両の「ネジの直径×ネジのピッチ」及び、「ホイール取付ブッシュ座の形状 ( テーパー座、球面座、平面座 ) 」 にあったものを使用する必要があります。
ELYSEE WHEELは、取付ブッシュ座の形状が60゜テーパー座となっておりますので、必ず弊社指定の専用ボルト・ナットをご使用下さい。
インチアップする時の注意点・選び方
<タイヤの負荷能力に注意>
タイヤは各サイズごとに支えられる重さ(負荷能力)が規定で定められています。
インチアップするサイズの負荷能力が標準タイヤサイズの負荷能力を下回らないように注意しましょう。
<タイヤの外径の近いものを選定>
タイヤの外径が大きく変わるとスピードメーターの誤差や車体への接触が生じる場合があります。
プロの目で見極める必要もありますので、当店にご相談ください!
<車体との接触、及び車枠、フェンダーからのはみ出し禁止>
クルマのフェンダー等の車体部分との接触してしまったり、またフェンダーからのはみ出しは法規上認められません。
サイズや車の形状を確認し慎重に選定する必要があります。